韓国統一部長官、ドイツ大統領を表敬訪問…「『大胆な構想』を全面的に支持する」

ドイツを訪問している韓国統一部のクォン・ヨンセ（権寧世）長官は4日（現地時間）、ドイツのシュタインマイアー大統領を表敬訪問し、朝鮮半島問題とドイツ統一の教訓のついて意見を交わした。

5日韓国統一部によると、権長官はシュタインマイアー大統領に韓国政府の「大胆な構想」について説明し、北朝鮮の呼応を引き出すためドイツの積極的な支持を要請した。

これに対しシュタインマイアー大統領は北朝鮮の非核化と朝鮮半島の緊張緩和のための韓国政府の真剣な努力に全面的な支持を表明したと、統一部は明らかにした。

権長官は大統領宮の訪問録に、「ドイツ統一の教訓を手本とし、非核・平和・繁栄の朝鮮半島をつくっていきます」と記した。

権長官はきょう午前にはドイツの代表的なメディア「フランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥング（FAZ）」とのインタビューを通じ最近の南北関係状況、ドイツ統一と朝鮮半島情勢および「大胆な構想」など、韓国政府の統一・対北朝鮮政策を紹介した。

また、ドイツ統一の過程で東西ドイツのメディアが重要な役割を果たしたように、北朝鮮の放送メディアの国内開放を通じ南北が1つになるよう努力していくつもりだと述べた。