ミサイルの最高高度は約50キロで、約350キロを飛行した。北朝鮮が「超大型放射砲」と呼ぶ「KN25」と推定される。韓米当局はSRBMに分類している。
今回は移動式発射台(TEL)から発射され、前日に発射したミサイルと同様、北東部の咸鏡北道吉州郡舞水端里沖にある無人島の方向に飛行した。
北朝鮮の弾道ミサイル発射を受け、韓国大統領室は金聖翰(キム・ソンハン)国家安保室長主宰の国家安全保障会議(NSC)常任委員会を開催し、対応策などを議論した。NSCでは北朝鮮の相次ぐ弾道ミサイル発射により、状況が厳しくなっているとの認識で一致。潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)発射など、追加挑発の可能性にも備えることにした。また、30日に予定されている韓米日の合同対潜水艦訓練などを通じ、対北朝鮮抑止能力を強化していくことにした。
韓国軍は「北の相次ぐ弾道ミサイル発射は朝鮮半島はもちろん、国際社会の平和と安全を害する重大な挑発行為で安全保障理事会決議の明白な違反であり、強力に糾弾するとともに即時に中断することを促す」と求めた。
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