韓国大統領室企画官、アフリカ10か国訪問し「釜山万博」誘致活動

韓国大統領室のチャン・ソンミン未来戦略企画官が、「2030プサン（釜山）世界博覧会（2030釜山エキスポ）」誘致のためアフリカ大陸を横断する強行軍を繰り広げた。チャン企画官は、アフリカ10か国を訪問して誘致活動に専念した。

　26日、大統領室によるとチャン企画官は去る14日から23日までギニア・ビサウ、セネガル、ザンビア、ギニア、シエラレオネ、リベリアなど西アフリカ地域を訪問し、閣僚級と接触して「2030釜山エキスポ」誘致交渉活動をおこなった。

　チャン企画官は尹大統領による国連総会での演説内容を説明し、同盟国家との関係強化を希望するという尹大統領の各国への個別メッセージを伝達。同時に、統一事業などアフリカ食糧確保のためのさまざまな事業推進および拡大、職業訓練所の設置、公務員研修プログラムなど力量強化プロジェクトや閣僚級の交流、国際舞台での協力など両国関係の発展のためのさまざまな方案に関して協議した。

　これに対して、西アフリカ地域の国家は経済開発経験の伝授だけでなく、製造業分野の強化と自国の支援を活用した付加価値製品を生産できる力量を開発できるよう民間企業の投資を要請した。