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22日、インチョン(仁川)地裁の審理で開かれた15次公判で、殺人と殺人未遂などの容疑で起訴されたイ被告とチョ被告に対して、検察は電子足輪(付着)20年と保護観察5年を命じるよう裁判部に要請した。
検察側は「被告人は、殺人と殺人未遂の状況が確認されても一貫して否認しており、被害者を金銭的利益のための道具として見ていた」とし、「保険金受け取りの目的で犯行をおこない、結局、被害者を殺害した」と述べた。
この日の公判には、被害者ユン某氏(死亡時39歳)の実姉(イ・ウンヘ被告の義理の姉)が出席。涙を流しながら「厳罰を望む」と明かした。
遺族を代表して裁判部に伝えたいことはあるかと問われると、姉Aさんは「2019年6月30日、弟(被害者ユン某氏)をあの世に見送り、現在までイ・ウンヘ被告から説明や謝罪を一度も受けていない」と話した。
また、Aさんは告別式の当日、イ・ウンヘ被告が見せた”言動”についても言及。
Aさんは「(イ・ウンヘ被告は)タバコを吸い、笑いながら話を聞いていた」とし、「告別式の後、喪に服す期間に友人らと遊び歩き、わたしたち遺族と悲しみを分かち合うようなこともなかった」と主張した。
イ被告は、不倫関係にあったチョ被告と共に2019年6月30日の午後8時24分ごろ、キョンギド(京畿道)カピョン(加平)郡のヨンソ(龍沼)渓谷で、夫ユン某氏を殺害した容疑などが持たれている。
2人は昨年12月14日、検察の2次聴取を前に行方をくらまし、その4か月後に京畿道コヤン(高陽)市のオフィステル22階で警察に身柄を拘束された。
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