「温室ガスを今のように排出し続ければ、2040年までに朝鮮半島周辺の海水面の高さが11センチ上昇するだろう」という予想が発表された(画像提供:wowkorea)
「温室ガスを今のように排出し続ければ、2040年までに朝鮮半島周辺の海水面の高さが11センチ上昇するだろう」という予想が発表された(画像提供:wowkorea)
「温室ガスを今のように排出し続ければ、近い将来、朝鮮半島周辺の海水面の高さは11センチ上昇するだろう」という予想が発表された。海水面の温度は1度以上上昇するという。

韓国気象庁は「炭素排出シナリオ別 朝鮮半島周辺海変化の展望」を31日発表した。

温室ガスの排出量を減らす努力なしに、今のようにあるいは今よりも排出する場合(高炭素シナリオ)、今世紀の前半期(2021~2040年)には朝鮮半島周辺の海水面の高さは現在より平均11センチ、中盤期(2041~2060年)には27センチ、後半期(2081~2100年)には66センチまで上昇する。

海洋環境公団が提供する海水面上昇シミュレーションによると、海水面が40センチ上昇するとソウルのヨンドゥンポ(永登浦)区ヨイド(汝矣島)の88.55倍である256.8平方メートルが水に浸かることになる。

化石燃料を最小化し温室ガスの排出量を画期的に減らした場合(低炭素シナリオ)でも、海水面の上昇は避けられないことが示された。

低炭素シナリオを適用すると、朝鮮半島周辺の海水面の高さは今世紀前半期に10センチ、中盤期に19センチ、後半期に28センチ上昇するものと予想される。

海水面の温度は、高炭素シナリオで前半期1.2度・中盤期2.0度・後半期4.5度上昇する。低炭素シナリオではそれぞれ1.0度・1.5度・1.8度上昇する。

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