海上自衛隊の艦船に掲揚されている旭日旗(資料写真)=(聯合ニュース)
海上自衛隊の艦船に掲揚されている旭日旗(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国政府が日本で開かれる海上自衛隊創設70年を記念する国際観艦式への参加を検討していることが22日までに分かった。韓日関係が冷え込んでいる中、日本の帝国主義の象徴でもある旭日旗が掲揚される海自の観艦式への参加を巡り論争が起きる可能性もある。 韓国の海軍などによると、海自は1月、11月に開かれる観艦式に韓国や西太平洋の友好国の海軍を招待した。 日本との関係改善に意欲を示している尹錫悦(ユン・ソクヨル)政権は日本側の招待を受け観艦式に参加し、海上捜索・救難共同訓練も行うことを前向きに検討しているもようだ。 韓国海軍が海自の観艦式に参加すれば、2015年以来となる。韓国と日本による海上捜索・救難共同訓練は17年を最後に行われていない。 ただ、自衛隊旗として韓国国民が反感を持つ旭日旗が使われるため、18年に韓国・済州島で開かれた国際観艦式では韓国が日本に対し、旭日旗の掲揚自粛を要請。日本は参加を取りやめた。 韓国軍の消息筋は今回の海自の観艦式への参加について、「参加を検討しているが、確定したわけではない」と明らかにした。また、旭日旗問題については、「自衛隊旗は国際的に認められている軍旗で、最近ハワイで開かれた(『環太平洋合同演習』の)リムパックなど海軍と日本の海上自衛隊が参加する多国間訓練でも当然使われた」として、「自衛隊旗を理由に日本の観艦式に参加しないことは合理的ではない」と述べた。
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