ストーキング犯罪者にも電子足輪を装着…韓国法務部、改正案の立法予告(画像提供:wowkorea)
ストーキング犯罪者にも電子足輪を装着…韓国法務部、改正案の立法予告(画像提供:wowkorea)
ストーキング犯罪者にも今後は電子監視装置が装着される予定だ。

韓国法務部は17日、殺人・性暴力・強盗・未成年者誘拐犯罪に対してのみ可能だった電子装置の装着命令をストーキング犯罪にまで拡大する内容の「電子装置付着などに関する法律」の一部改正案をきょう立法予告したと明らかにした。

6月にハン・ドンフン(韓東勲)法務部長官が「電子足輪(位置追跡装置)などを通じたストーキング犯罪の被害者保護が最も切実な状況であるにもかかわらず法に穴がある」と指摘してから約2か月になる。

改正案は、ストーキング犯罪により懲役刑の実刑を宣告されたり出所した者に裁判所が最長10年の電子装置装着命令を下すことができるようにした。検事が再犯の危険性が高いとみられるストーキング犯罪者に対し電子装置の装着を請求し裁判所が命令する。

また、執行猶予を宣告されたストーキング犯罪者に対しても最長5年の電子装置装着命令を下し、装着命令の宣告時に「被害者などへの接近禁止」遵守事項を必要的に付加することができるようにした。

法務部関係者は、「ストーキング犯罪はその特性上、殺人などの強力犯罪につながる蓋然(がいぜん)性が高く、効果的な再犯防止対策および強力な被害者保護方案を樹立する必要性がある」とし、「改正案が施行されれば電子装置の装着と接近禁止命令を通じた多角的な被害者保護システムが構築され、再犯をより効果的に予防するものと期待される」と話している。
Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 85