「地球が速く回る」6月29日歴史上最短一日を記録=韓国報道(画像提供:wowkorea)
「地球が速く回る」6月29日歴史上最短一日を記録=韓国報道(画像提供:wowkorea)
地球の自転速度が微細に速くなり、6月29日が「歴史上最も短い一日」と記録された。

2日(現地時間)英国日刊ガーディアンなどによると、通常1日の長さは23時間56分4秒だが、自転速度の変動により、6月29日一日1.59ミリ秒が短縮された。 1ミリ秒は1000分の1秒で、人が感知できないほどの短い時間だ。

これは、1960年代の原子時計で自転周期を測定し始めて以来、最大幅に減少した。これまでの最も短い日は、1.50ミリ秒短くなった2020年7月26日だった。

一日の長さが短くなったということは、自転速度が速くなったことを意味する。自転速度は太陽と月の人力、地球核とマントルの相互作用など様々な要因の影響を受け、毎日微細に変動する。

学界の一部では、2020年以降「チャンドラー揺動」(Chandler Wobble)の頻度が変化し、地球の自転速度が速くなる傾向と見ている。「チャンドラー揺動」とは、地球の自転軸が約433日周期で少しずつ移動し、自転周期も一緒に変化する現象を意味する。作用原理や原因はまだ明らかにされていない。

今月1日から5日まで開かれる「アジア・オセアニア地球科学学会」(AOGS学術大会)で、これに関する研究結果を発表する予定のモスクワ国立大学レオニード博士は「チャンドラー揺動の正常な振幅は、地球表面から3~4m程度なのに、2017~2020年にはその振幅が感知されなかった」と主張した。

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