米韓が来月実施する合同演習に対し、北朝鮮メディアは「北侵戦争試演会」と猛非難した(画像提供:wowkorea)
米韓が来月実施する合同演習に対し、北朝鮮メディアは「北侵戦争試演会」と猛非難した(画像提供:wowkorea)
米韓が来月実施する合同演習“ウルチ(乙支)フリーダムシールド”(UFS・Ulchi Freedom Shield)に対し、北朝鮮メディアは「北侵戦争試演会」とみなし猛非難した。

キム・ジョンウン の最新ニュースまとめ

北朝鮮の対外用週刊紙“統一新報”は先月30日、“戦争の導火線に火をつける危険極まりない妄動”というタイトルの記事で米韓演習について「米国と南朝鮮(韓国)の好戦狂たちが行なう合同軍事演習は、変わることのない対北敵対視政策・同族対決政策の直接的発露だ」と伝えた。

つづけて「(米韓演習は)新たな北侵作戦の計画によって敢行される北侵戦争の試演会だ」とし「朝鮮半島の平和と安定を捨てるという、民族の志向と願いへの許されない挑戦だ」と強調した。

また「世界的に数多くの軍事演習が行われているが、特定国家の指導部を除去し制度を転覆することを主要な目標としたものは、唯一米国と南朝鮮の対決狂たちが行なう北侵合同軍事演習だけだ」とし「危険極まりない核戦争の挑戦行為だ」と非難した。

さらに「米国とユン・ソギョル(尹錫悦)の逆賊の輩が、共和国(北朝鮮)に対する不可抗力的な度重なる無謀な軍事的挑戦を続けるならどのような終末を告げるのか、その目でしっかり見ながら墓場へと行くことになるだろう」と警告した。

米韓は8月22日から9月1日まで、ことし後半の合同演習を実施する計画である。

一方、北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)総書記は、先月27日に行なわれた「戦勝節」の記念演説で韓国に対し「あの者たちが軍事力の劣勢を少しでも挽回しようと米国の核戦略装備を大々的に引き入れようとし、様々な名目の戦争演習を拡大している」として、米韓合同演習に対する敵意を露骨に表した。

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