ソウル中央地裁のヤン・ファンスン部長判事は30日午前、50代A氏など4人を「逃走の懸念がある」と拘束令状を発付した。
この日午前10時ごろ、拘束前被疑者尋問(令状実質審査)に姿を現した彼らは「亡くなった男性とどういう関係か」、「麻薬はいつから何人に売ったのか」などの取材陣の質問に答えず、裁判所に向かった。
A氏らは7月5日、江南区ヨクサム(駅三)洞のある遊興飲食店で、30代女性従業員の酒にヒロポンを入れ、20代男性客B氏に麻薬を販売した疑いを受ける。
事件当日、女性従業員は午前10時20分ごろ自宅で亡くなり、B氏は遊興飲食店近くの公園で、車両内で亡くなった状態で発見された。
警察は死亡したB氏の車両から麻薬と推定される白粉物質を発見し、21日、国立科学捜査研究院から、該当物質を2100人余りが同時に投薬できる量のヒロポンであるという回答を受けた。その後警察は、亡くなった人たちに対する剖検を依頼する一方、麻薬供給者と流通網に対する捜査を展開してきた。
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