「コロナよりひどい、血を吐いた」…「カンナム疫病」続出、正体は?=韓国(画像提供:wowkorea)
「コロナよりひどい、血を吐いた」…「カンナム疫病」続出、正体は?=韓国(画像提供:wowkorea)
「江南(カンナム)にあるクラブに行ってきた後、血痰が出て全身に筋肉痛が生じた。コロナを疑って検査をしてみたが、陰性だった」

 最近、オンラインコミュニティを中心に韓国の江南にあるクラブを訪問した後、このような症状を訴える声がたびたび書き込まれている。一部ではこれを「江南疫病」という別称で呼んでいるほどだ。

 14日、ソウル経済はソウル江南のクラブに行ってきた後、血痰を吐いたりめまい・筋肉痛などの症状を訴える人が増えていると報道した。

 実際に「クラブ365」などのオンラインコミュニティには「クラブに行った後、急激に体調が悪くなった」「熱と冷や汗が出て誰かに殴られたように全身が痛い」などの症状を訴える書き込みが続出した。

 最近江南クラブを訪問したというあるネットユーザーも自身のブログを通じて「他の江南クラブのコミュニティでも(江南疫病に対する)書き込みが続いている」と伝えた。

 症状は「コロナよりもひどい。高熱が出るのは基本で、鼻も詰まって喉もとても痛い。咳も痰も出る」とし「土曜日にクラブに行った後、月曜日の朝からその週の土曜日の朝まで熱が出た。コロナ検査は陰性だった」と説明した。

 報道によると、「江南疫病」は「レジオネラ病」である確率が高い。この病気は夏場のエアコンなどで発生する水分子に乗り込み、空気中に広がって人々に感染する。「江南疫病」症状者と同様に、喀血と発熱、悪寒、筋肉痛などが代表的な症状である。ただし人間同士で感染はしない。

 梨花女子大学木洞病院呼吸器内科のチョン・ウンミ教授は、メディアとのインタビューで「もし同じクラブ内で引き続き同じ患者が発生した場合、該当場所のエアコンなど冷房施設の衛生管理が行われず、レジオネラ菌が発生した可能性が高い」とし、「呼吸器専門家に検査を受ければ、迅速かつ正確な診断および治療が可能だ」と述べた。
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