6月1日に行われた地方選挙で当選した民選8期の市・道知事との顔合わせになるこの日の懇談会は就任60日目にして設けられた。歴代政府が発足して以来、最も早い時期での開催となる。
この日の懇談会にはキム・ジンテ(金鎭台)カンウォンド(江原道)知事を除く市・道知事17人が参加した。
金知事はこの日の夜、道庁で開かれる江原道民の日の記念式の日程により欠席し、そのため午後に龍山庁舎を訪れ、尹大統領を表敬訪問したという。
尹大統領は懇談会で物価上昇とサプライチェーン混乱など、経済危機克服のための新政府の経済政策方向、大統領選挙の時から掲げた‘どこでも暮らしやすい地方時代’推進戦略、自由で創意的な市場経済秩序確立のための規制革新推進方向などを共有した後、市・道知事の意見を聴取した。
尹大統領は「容易ではない対内外的環境の中で、中央と地方の積極的な協力だけが国民の幸福を担保できる。地域のリーダーであり、国政運営のパートナーである市・道知事たちが深く悩み、知恵を集めてほしい」と呼びかけた。
続いて、市・道知事の地域発展に対する計画と覚悟では「『地域発展がすなわち国家発展』であり、地域均衡発展は選択ではなく必須だという新政府の政策方向に対して支持を確認し、韓国の明るい未来を垣間見ることができた。今後も頻繁に会い、主要国政課題を議論する」と約束した。
市・道知事たちも「与野党を問わず、民生安定のために中央と地方、地方と地方とで積極的に協力し、疎通とガバナンスの模範モデルを確立していく」と答えたと大統領室は伝えた。
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