6日、ソウル南部地裁は特殊傷害と侮辱などの容疑で拘束起訴されたA被告(26、女)に懲役1年を言い渡した。
A被告はことし3月、地下鉄9号線カヤン(加陽)駅へ向かっていた列車内で60代の男性Bさんの頭を携帯電話で数回殴り、侮辱した容疑で裁判にうつされた。当時、酒に酔ったA被告が列車内で唾を吐くとBさんがカバンをつかんで降りられないようにした。これに激高したA被告が「わたしのバックには、警察がいる」、「汚いから手を放せ」など大声を張り上げ、暴力をはたらいたと伝えられた。
A被告は一審を受けていたところ昨年10月、1号線で暴行をはたらいた別の公訴事実で追加起訴された。当時A被告は被害者をカバンで殴り、頭に飲料水をかけるなどの暴行をはたらいたという。
事件を併合審理した裁判部は「乗客らが被告人を止めたり、撮影していたにもかかわらず、年上の被害者を相手に犯行を続け、許しを得られなかった」と量刑理由を説明した。
一方、A被告は最終陳述で過去にいじめられたことがあり、合意のために努力したとし、裁判所に善処を訴えた。
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