ソウル市自治警察委員会は25日、江南警察署で同署やソウル警察庁とパーソナルモビリティーの安全対策を話し合った(同委員会提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
ソウル市自治警察委員会は25日、江南警察署で同署やソウル警察庁とパーソナルモビリティーの安全対策を話し合った(同委員会提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】韓国のソウル市自治警察委員会は31日、このところ利用が増えている電動キックボードなどパーソナルモビリティーの交通ルール順守に向けた周知活動や取り締まりを強化すると発表した。

 同委員会は25日にソウル江南警察署で同署、ソウル警察庁と会議を開き、パーソナルモビリティーの安全対策を話し合った。

 同委員会によると、私的な集まりの人数制限など新型コロナウイルス対策の行動規制が解除されて以降、歓楽街などで公共交通機関の少ない深夜にパーソナルモビリティーの利用が増えている。これに伴い、飲酒運転やヘルメット未着用といった交通ルール違反も増加し、事故の危険性が増している。

 ソウル市と警察によると、同市でシェア利用されるパーソナルモビリティーの利用件数は今年2月の119万件から3月は142万件、4月は186万件と伸びている。パーソナルモビリティーの飲酒運転の取り締まり件数も、行動規制が解除された4月18日の前後1か月を比較すると49件から93件へ約1.9倍に急増した。

 ソウル警察庁は7月末までの2か月間、パーソナルモビリティーを含む二輪車の違反行為を対象に取り締まりと交通ルールの周知に努める。


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