韓国ソウル城東区の住民センターで関係者たちが投票所の設置作業をしている様子(画像提供:wowkorea)
韓国ソウル城東区の住民センターで関係者たちが投票所の設置作業をしている様子(画像提供:wowkorea)
韓国では全国地方選挙および国会議員補欠選挙を明日(6月1日)に控え、与野党は最後まで有権者の「民心」に訴え、死力を尽くしている。与党“国民の力”は、ユン・ソギョル(尹錫悦)大統領の就任後における追加補正予算案可決などの成果を強調し「力ある与党」をアピールした。一方、巨大野党“共に民主党”は「政権独走をけん制する働き手」を選んでほしいと訴えた。

世論調査の公表禁止期間の直前調査で、17か所の広域自治体長の選挙で「過半数勝利」が予想された与党は、“選挙圧勝”を期待しながらも最後の支持層結集に乗り出した。

与党のクォン・ソンドン院内代表はこの日の午前、院内対策会議で「去る大統領選では0.7%という差で辛勝した。悔いを残さないために、明日の投票最終時間まで投票を促そう」とし「大統領選が政権交代の前半戦なら、今回の地方選挙は政権交代の後半戦となり、必ず勝利して政権交代を完成させる」と語った。

一方、共に民主党のユン・ホジュン共同選挙対策委員長はこの日の会議で「聞くところによれば、野党は非常に不利で困難な選挙だ」とし「韓国は今、検察が統治する国民抑圧時代へと退行するのか、バランスのとれた国民主権時代へと進むのか、重大な岐路に立っている。最小限のバランスをとってくださることを、国民の皆さまに訴える」と語った。

Copyright(C) herald wowkorea.jp 96