WHOのマリア・バンケルコフ技術チーム長は26日(現地時間)の会見で先のように語ったと、ロイター通信が伝えた。
WHOによると、この日現在でサル痘の非風土病地域と分類された20余国で200余件の累計感染事例が発生し、その他にも疑われる件数は100件を超えている。
バンケルコフチーム長は「今後も、より多くの事例が発生するものと予想される」とし「各国に監視レベルの引き上げを要求している」と語った。
つづけて「非風土病地域の場合、抑止可能な状況だ」というこれまでの見解を、改めて強調した。
サル痘は、カメルーン・中央アフリカ共和国・コンゴ民主共和国・ナイジェリアなど中・西部アフリカで風土病として定着している。
しかし今月7日に英国をはじめとして、ヨーロッパ・北米・中東・オーストラリアなどに拡散したことで、保健危機の懸念が取りざたされている。
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