韓国では新型コロナの新規感染者数が「5万人以下」に減少した(画像提供:wowkorea)
韓国では新型コロナの新規感染者数が「5万人以下」に減少した(画像提供:wowkorea)
韓国では、新型コロナウイルスによる一日の新規感染者数が5万人以下に減少した。水曜日発表基準としては、13週ぶりの最低値である。感染症の流行が収まってきていることから、韓国政府は6月からチェジュ(済州)・ヤンヤン(襄陽)空港を通じて入ってくる外国人たちに「ビザなし」入国を許可することにした。ただ「ステルスオミクロン株」と呼ばれるBA.2より感染速度が20%以上速いとされているオミクロンの細部系統変異株「BA.2.12.1」が、国内で初めて確認された。

中央防疫対策本部は「きょう(4日)の午前0時基準で、一日の新規感染者が4万9064人発生した」と明らかにした。これは、前日(3日)より2067人減少した数値で、1週間前(4月27日)の7万6769人より2万7705人減少した数値である。

重症患者は432人で、前日の417人より15人増加した。死者は72人発生した。

新型コロナの流行は減少の流れとなっているが、まだ安心できない。米国で拡散しているBA.2.12.1が国内で初めて確認されるなど、新型コロナの脅威は依然として続いている。

一方、韓国政府はこの日「6月から済州空港と襄陽空港を通じて入国する外国人たちに、防疫指針順守などの条件つきで “ビザなし入国”を許可する」と発表した。

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