29日(現地時間)米インターネットメディア“アクシオス”によると、世論調査機関“イプソス”による最近の調査で、米国人の回答者の73%はウソの情報の可能性がある掲示物を削除することに賛成した。また、特定の個人や集団に対して暴力を助長する掲示物と、公共に危険をまねく掲示物の削除に賛成する意見は、それぞれ83%と79%に達した。
ただ、政治的な掲示物を削除することに対しては、賛成が47%・反対が40%と世論が分かれた。激昂(げきこう)した政治的発言を含めた掲示物の削除に対しては、賛成が54%・反対が36%であった。
アクシオスは、このような調査結果を紹介し「イーロン・マスク氏の掲げる表現の自由に関する市場は、思ったより大きくないだろう」と評価した。また「多くの米国人は、ツイッターをはじめとしたSNS企業が有害掲示物を削除することを大きな問題とみていない」と説明した。
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