1杯8500円、プチ贅沢のトレンド「プレミアムかき氷」が人気=韓国(画像提供:wowkorea)
1杯8500円、プチ贅沢のトレンド「プレミアムかき氷」が人気=韓国(画像提供:wowkorea)
一足先に高級ホテルが”プレミアムかき氷”を出している。毎年「プチ贅沢」のトレンドの中心だったプレミアムかき氷が、今年もその勢いを維持できるか注目される。

29日、業界によると、ソウル新羅ホテルは同日から”アップルマンゴーかき氷”を販売する。価格は8万3000ウォン(約8500円)で、昨年の(約6600円)より約30%値上がりした。

新羅ホテルはかき氷にチェジュ(済州)産アップルマンゴーを使用しているが、その年のマンゴーの価格に応じて販売価格を決定する。今年はかき氷に使われる原価が急騰し、値上げが不可避だったという。

他のホテルも続々とかき氷を披露している。パークハイアット・ソウルは来月1日から”2022かき氷セレクション”を発売する。ミレニアム・ヒルトンソウルもかき氷4種を販売する。

業界ではプレミアムかき氷の元祖である新羅ホテルのアップルマンゴーかき氷価格が値上がりし、他のホテルのかき氷価格も相次いで値上がりするものと見ている。これを受け、今年は10万ウォン(約1万円)以上のかき氷も登場する可能性が高くなった。

プレミアムかき氷は「かき氷にしては高すぎる」という一部の批判と違って、実際は売り切れになるほど人気だ。実際、新羅ホテルのアップルマンゴーかき氷は、販売を開始すれば客が殺到し、ピーク時には1時間待ちになるほど人気だ。

プレミアムかき氷の人気には、MZ世代の間で定着した「プチ贅沢」消費トレンドが影響を及ぼしたという分析が出ている。さらに、新型コロナの長期化によるリベンジ消費が重なり、今年もプレミアムかき氷の人気が続くものと見られる。
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