3月末、ソウル市内の繁華街にある飲食店の様子(資料写真)=(聯合ニュース)
3月末、ソウル市内の繁華街にある飲食店の様子(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】2年以上にわたる新型コロナウイルス禍によって習慣づいたこととして、韓国人は「手洗い」、韓国在住の外国人は「テレビ・動画視聴」と回答した割合がそれぞれ最も多かった。韓国の財団、韓国イメージコミュニケーション研究院が6日、新型コロナが日常に及ぼした影響をまとめた報告書を公表した。 調査は国内に暮らす韓国人214人と外国人203人を対象に実施された。「コロナ以降、新たについた習慣」(複数回答)を尋ねたところ、韓国人の71.5%が「手洗いの日常化と定期的な手指消毒」を挙げた。次いで「テレビ・ユーチューブなどの動画の視聴」(64.5%)、「料理」(50.9%)との回答が多かった。 外国人は78.3%が「テレビ・動画視聴」を挙げ、「料理」(64.0%)、「手洗い」(41.4%)と続いた。 「日常が回復した後も続けたいこと」(複数回答)を尋ねると、「手洗いの日常化」と答えた割合が外国人(83.7%)、韓国人(78.5%)ともに最も高く、次いで「定期的な消毒」(外国人49.8%、韓国人69.2%)が挙がった。また、韓国人は「会食の頻度の減少」(25.2%)、外国人は「在宅勤務」(31.5%)を期待する人が多かった。 研究院の関係者は「韓国人の『手洗いの日常化』が多かったのは、政府の防疫対策に従うという義務感と衛生観念が強かったため」と分析した。また「会食の頻度の減少」については硬直化した会食文化への拒否感を示すものとの見解を示した。
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