しかし、ケーキの包装を開け、ナイフでケーキを切っていると、髪の毛のような物体が出てきて引っ張ったものの、中に入り込んでいてなかなか出てこなかった。
Aさんはすぐに顧客センターに電話したがつながらず、ケーキを購入した店舗に商品を持ち込んで返金してもらった。
ケーキの中の異物は、店舗の職員がフォークを使って取り出す際もケーキに完全にくっついていて分離できず、一部分は切れたりしたという。
業者はここ数日間の現場調査で、ケーキの異物は髪の毛ではなく、弾性のある繊維質で従業員の作業服の一部が取れて空に飛び散り、製造過程で入ったかもしれないと分析した。
また、チリ産の冷凍イチゴジャムから出た可能性もあると推定した。
ソウル市で1人暮らしをし、誕生日を迎えて家族が一緒に集まったというAさんは2日、「ケーキの異物のせいで誕生日が台無しになった。業者職員の態度も不親切で不快だった。適切な被害補償を望む」と述べた。
Aさんは「業者に補償する考えがあまり感じられなかったので、食品医薬品安全庁にも通報した」と述べた。
業者関係者は「出てはならない異物が出てきて、お客様に申し訳なく思う。誕生日を台無しにしたことに対しても適切な補償をする。 今後、品質管理に格別の注意を払い、同じようなことが発生しないようにする」と伝えた。
業者の別の関係者は「ケーキの中の異物と類似した物体は工場の中で発見できず、どのようにケーキに異物が入ったかは正確に分からない」と述べた。
業者は被害補償として現金と商品券、商品などを含め、最大10万ウォン(約1万40円)程度を検討しているという。
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