日本メディア「北朝鮮が弾道ミサイルを発射…300キロ飛行後にEEZ外に落下したものと推定」=韓国報道(画像提供:wowkorea)
日本メディア「北朝鮮が弾道ミサイルを発射…300キロ飛行後にEEZ外に落下したものと推定」=韓国報道(画像提供:wowkorea)
日本政府は5日(きょう)、北朝鮮がこの日午前、弾道ミサイルを日本海に向けて発射したと発表した。

 岸信夫防衛相はこの日午前、記者団に対して「北朝鮮がこの日午前8時47分頃、ミサイル1発を日本海に向けて発射した」とし、「最高高度は550キロ、飛距離は約300キロ」と明らかにした。

 続いて「北朝鮮は弾道ミサイルを少なくとも1発発射しており、日本の排他的経済水域(EEZ)外に落ちたものと推定される」と述べた。

 岸防衛相はまだミサイルの正確な落下地点を確認中であり、現在まで航空機および船舶に対する被害も確認されていないと伝えた。

 また、「北京パラリンピック開催中のミサイル発射は容認できない」とし、外交チャンネルを通して北朝鮮に抗議したと言及した。

 そして「敵基地攻撃を含むすべての選択事項を考慮して根本的な防衛力強化に取り組む」とし、「米国とも緊密に連帯して情報収集及び分析、警戒監視を続けていく」と強調した。

 日本政府は首相官邸対策室に関係省庁の担当者を緊急招集し、情報を収集して被害を確認している。

 韓国・合同参謀本部はこの日、「午前8時48分ごろ、ピョンヤン(平壌)スナン(順安)飛行場一帯から東海(日本海の韓国名)上に発射された弾道ミサイルと推定される発射体を1発確認した」と明らかにした。

 今回の北朝鮮のミサイル発射は、今年に入って9度目の武力示威となる。先月27日以降、6日ぶりのことだ。

 韓国では大統領選挙を4日後に控えており、またロシアのウクライナ侵攻によって国際情勢の緊張が高まっている状況で、北朝鮮の武力挑発を見過ごすことはできないという問題提起が起こっている。

Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 84