キエフの地下鉄駅は荷物を手にした市民で混雑している=24日、キエフ(AFP=聯合ニュース)
キエフの地下鉄駅は荷物を手にした市民で混雑している=24日、キエフ(AFP=聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】在ウクライナ韓国大使館は25日、ホームページやフェイスブックを通じ、「キエフなど主要都市で電力・通信の断絶、放火・爆発など行為の主体を特定できない混乱状況が発生する可能性がある」として、現地に滞在している国民に対し、「実際そのような状況が発生する場合、落ち着いて対処できるよう万全の準備をしてほしい」と呼びかけた。

 韓国大使館は現地の国民にランタンやラジオなどが入った非常用キットを配布し、緊急連絡網で安否を確認している。

 24日(現地時間)時点でウクライナに滞在している韓国人は64人で、うち28人は残留を希望している。ロシアの侵攻開始後、一部は車でポーランドに退避した。

 大使館は出国を希望する国民を集め、職員と共に陸路で出国する案も検討している。ただ、道路では渋滞が起き、夜10時から朝7時までは外出禁止令が出されているため、出発時間を決めていない。


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