韓国の安哲秀次期大統領選候補(左)と尹錫悦候補(画像提供:wowkorea)
韓国の安哲秀次期大統領選候補(左)と尹錫悦候補(画像提供:wowkorea)
韓国野党“国民の党”のアン・チョルス(安哲秀)次期大統領選候補は「今月13日、野党第一党“国民の力”のユン・ソギョル(尹錫悦)候補に提案していた “世論調査を通じた一本化”に対する返答期間が終了した」として、一本化の「決裂」を最終的に宣言した。また「野党一本化の不発は、ユン候補と国民の力にある」と強調し「これからは私の道を行く」として、大統領選「完走」の意思を伝えた。

アン候補はきのう(20日)の午後1時30分、記者会見を開き「私は(遊説用バスによる事故犠牲者の)葬儀を終えた昨夜(19日)、『これ以上返答を待つのは無意味だ』と結論を下した。これ以上待つのは全国で私を支持してくださっている方々と党員たちにとって侮辱的なことである。この方々が傷つき侮辱を受けることを、私は止めなければならない」とし「尊敬する国民の皆さま、私はこれから自らの道を行く。私の一本化提案により混乱を感じた方々には、ご理解をお願いする」と語った。

アン候補は「私はユン候補に、本選挙運動期間3週間のうちの1週間という十分な時間を差し上げた。一本化がなされない責任は、ユン候補と国民の力にあるということを申し上げる。もちろん私に対する批判の余地もあるだろう。今後は不必要で消耗的な一本化論争は止め、大韓民国が直面している危機克服と生存戦略論議に集中する時だ」とし「国民にとって誰がより道徳的な候補なのかを判断していただく」と訴えた。

アン候補は去る13日ユーチューブでの記者会見を通じて、ユン候補側に「世論調査を通じた野党一本化」を提案していた。

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