インドでは「新型コロナの第3波がピークを過ぎたものとみられる」という報道が続いている(画像提供:wowkorea)
インドでは「新型コロナの第3波がピークを過ぎたものとみられる」という報道が続いている(画像提供:wowkorea)
新型コロナウイルス感染症“オミクロン株”の拡散により始まったインドの ”第3波”が「ピークを過ぎたものとみられる」という報道が続いている。

30日(現地時間)日刊英字新聞「インディアン・エクスプレス」などインドメディアによると「ここ数日の間、インドの第3波がピークに達したとみられる」という報道が次々と伝えられている。「感染力の強いオミクロン株が急激に拡散したがピークに達した後、減少に転じる流れも急だった」という説明である。

インドの新型コロナ「第1波」は2020年9月頃発生し、昨年の4~6月には “大拡散”により「第2波」に苦しめられた。第2波の時は一日の新規感染者数が41万人まで上昇し、今回の第3波の時は先月(1月)21日34万7254人の感染者が報告された。

ただ最近、新規感染者数が減少し始め、31日には20万9918人と集計された。インディアン・エクスプレスは「全ての指標を総合してみると、第3波はすでにピークに達したものとみられる」とし「今後感染者数が増えることはあり得るが、非常に高く増加することはないだろう」と伝えた。

特に首都ニューデリー、最大経済都市ムンバイなどの大都市の拡散は、顕著に鎮まりをみせている。ニューデリーの場合、先月14日には2万8867人まで増加していたが、この日3674人に減少している。ピークを過ぎた後、17日間で感染者数が87%ほど減少したことになる。

ムンバイもこの日1160人と集計され、最高値を記録した先月8日の2万971人から大きく減少している。専門家たちは「このような大都市の場合、海外からの旅行客などを通じてオミクロン株が先に流入したが、その分ピークも早く到達したものとみられる」と説明した。

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