韓国メディアの連合ニュースによると、アブダビ警察は同日声明を出し、アブダビ石油公社(ADNOC)の原油貯蔵施設とアブダビ国際空港内の新築建設現場で火災が発生したと発表した。
APやAFP通信などによると、イエメンの親イラン武装組織フーシ派が火災発生直後、UAEを攻撃したと主張した。攻撃は無人機(ドローン)によるものとみられている。
文大統領がドバイに滞在している中で、このような事件が起きたが、現地では特に動揺していないという。アブダビ国際空港はドバイと約100キロ以上離れている上、文大統領はUAEの滞在期間中にアブダビを訪問する予定がないためとみられる。
文大統領はこの日、ドバイで開かれた「アブダビ持続可能性週間」開幕式で演説したほか、ドバイ万博の韓国館を訪れ、関係者との昼食会など、予定の日程をこなした。
文大統領とムハンマド皇太子の首脳会談が取り消されたことについて、一部からこの日の火災や爆発と関連していると指摘する声も出ている。しかし、韓国の大統領府はこれについて言及を避けている。
大統領府関係者は16日、記者団に「(会談取り消しについて)UAE側から丁重に了解を求めてきた。予期せぬ避けられない理由のようだ」と伝えた。
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