韓国大統領選候補の支持率調査で、李在明候補が尹錫悦候補を上回ったことがわかった(画像提供:wowkorea)
韓国大統領選候補の支持率調査で、李在明候補が尹錫悦候補を上回ったことがわかった(画像提供:wowkorea)
韓国大統領選候補者の支持率調査で、与党“共に民主党”のイ・ジェミョン(李在明)候補が韓国最大野党“国民の力”のユン・ソギョル(尹錫悦)候補を上回ったことがきょう(30日)わかった。1か月前の調査での両候補の位置が、今回「逆転」した。

イ候補は長男の不法賭博疑惑、ユン候補は夫人の虚偽経歴疑惑という「家族リスク」にそれぞれ直面したが、否定的影響は尹候補により大きく及んだと分析されている。また、イ候補は不動産減税政策を次々と発表したことで中道層と20代からの支持を獲得した一方、ユン候補は選挙対策委員会をとりまく党内の内紛・本人の失言などの悪材料が重なったことで、支持率は全般的に下落した。

韓国社会世論研究所(KSOI)が今月27~28日に「次期大統領選候補の支持率」を調査した結果、イ候補は先月の調査(11月23~24日)より3.1p上昇した42.9%を記録し、ユン候補は4.2p下落した37.8%を記録した。これで両候補の支持率の差は5.1pとなった。

KSOIの調査でイ候補がユン候補を上回ったのは、ユン候補が “国民の力”の正式な候補として選出されて以降、今回が初めてである。

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