韓国の文在寅大統領は、任期最後のクリスマスメッセージを送った(画像提供:wowkorea)
韓国の文在寅大統領は、任期最後のクリスマスメッセージを送った(画像提供:wowkorea)
韓国のムン・ジェイン(文在寅)大統領はきょう(25日)、任期最後のクリスマスメッセージを送った。

文大統領はこの日、SNSを通じて「愛と温もりを分かち合うクリスマスだ」とし「イエス・キリストは、世の中の最も低い所に来られた。『隣人が元気に過ごしているか、食事はちゃんとしているか、部屋は暖かいか』を心配する人々の差し伸べた手こそが、イエス・キリストの心だ」と伝えた。

文大統領は「1897年12月25日、ソウルのチョンドン(貞洞)礼拝堂(韓国最初のプロテスタント系メソジスト教会)は、貧しい人と病人たちのために献金を集めた」とし「1921年のクリスマスには、チュンチョンプクト(忠清北道)ヨンドン(永同)のある医師が、病人の診察と薬を無料で提供した。その翌年イファ(梨花)学堂の学生たちは、ロシアと満州にいる同胞たちに千枚以上の服を作って送った」とし「この地にイエス・キリストが来られ、我々の心はより温かくなった」と伝えた。

文大統領は「我々は光に向かって進んでいる」とし「世の中がより温かくなるよう、努力していく」と伝えた。つづけて「互いが助け合い、互いにとって希望となるクリスマスになることを願う」とし「新型コロナウイルス感染症により苦痛を受けている全ての方々、特に家族と離れている方々と病に伏している方々に慰労の気持ちを伝える」とつづった。

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