オミクロン株、香港でも確認...オリンピックを控えた中国本土で緊張が走る=韓国報道(画像提供:wowkorea)
オミクロン株、香港でも確認...オリンピックを控えた中国本土で緊張が走る=韓国報道(画像提供:wowkorea)
新型コロナ変異ウイルスである「オミクロン株」が各国で確認されている中、香港でもオミクロン株が疑われる患者が発見され、中国全域が緊張状態となった。

28日、中国のあるメディアによると、香港保健当局は前日、3人の新規感染者がすべて新たな変異ウイルスと関連していると発表した。正確にどのような変異なのかは説明しなかったが、「オミクロン株」である可能性は排除できない。

香港では今月25日、最初のオミクロン株の感染者が発生した。感染者のうち1人は今月23日、南アフリカから到着したインド国籍の男性であり、もう1人は同じホテルの向かい側の客室で隔離していたカナダ国籍の男性だった。

香港防疫当局は「全世界の新型コロナウイルスの状況が依然として非常に深刻であり、感染力の高い変異ウイルスが絶えず増えている」とし、不必要な海外旅行などを控えるよう呼びかけた。

香港では今月26日にも海外入国者の中から4人の感染者が確認された。

オミクロン株の2次感染の可能性が高まると、香港政府は27日(現地時間)0時から南アフリカ8か国に対する入国を禁止すると発表した。

北京オリンピックの準備に忙しい中国本土も緊張した様子である。中国最大のポータル「百度(バイドゥ)」ではこの日午前、「新種変異ウイルスの感染力が(これまでの)500%以上強いかもしれない」という内容の記事が人気記事2位にランクインした。
その他、オミクロン株関連記事がそれぞれ8、11位に上がるなど大きな関心を集めている。

香港大学のウイルス専門家ジンドンイェン氏は、「まだ警報を鳴らす必要はなく、パニックになる必要もない」とし「科学を信じてモニタリングを強化することが最も重要だ」と述べた。
Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 79