中国、マカオのカジノ王が逮捕…遠征賭博のあっせんで(画像提供:wowkorea)
中国、マカオのカジノ王が逮捕…遠征賭博のあっせんで(画像提供:wowkorea)
「遠征賭博」のあっせん容疑で逮捕状が交付されていた、マカオの「賭博王」アルヴィン・チャウ氏(中国名:周焯華)が逮捕された。中国メディアの新華社通信が報じた。

 アルヴィン・チャウ氏はマカオのカジノ仲介業大手のサンシティグループを創業した人物だ。

 中国浙江省温州市の公安局は26日、中国本土で賭博客引き代行ネットワークを構築し、中国人の遠征賭博およびオンライン賭博のあっせん容疑で、チャウ氏に対する逮捕状請求手続きを承認した。

 同局は、不法賭博に参加した中国内会員が約8万人に達するとし、「関連した賭博資金の規模がばく大で、社会秩序を深刻にかく乱しているものと判断される」と明らかにした。

 また、チャウ氏が中国本土に資産管理会社を設立し、賭博客の海外送金を助けた疑いも持たれていると同局は伝えた。

 このため、中国特別行政区であるマカオ捜査当局は27日、チャウ氏を呼んで取り調べた後に身柄を拘束した。
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