ただ、ここ1か月間の世論調査の流れをみると、2候補における差は2ケタまで拡がった後、再び狭まっている。今月5日 “国民の力”の予備選レースの勝利で党の正式候補に選定された直後にみられたユン候補の「コンベンション効果」(政治的イベントなどを通して支持率が上昇する現象)は収まり、選挙対策委員会の刷新を掲げたイ候補が本格的に追撃を始めたものとみられる。
韓国社会世論研究所(KSOI)が今月23~24日に実施した次期大統領選候補支持率調査の結果、ユン候補は42.0%・イ候補は39.8%と集計された。これは、1か月前の調査結果よりユン候補は10.5p・イ候補は5.9pそれぞれ上昇した数値である。
今回の調査で目立ったのは、1か月前には17.4%であった「その他の候補者」の回答が2.1%に大幅減少した点である。これは、与野党すべてが党内の予備選を終え、正式な大統領選候補が定まったことによるものだとみられる。
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