韓国でも「児童に対する新型コロナワクチン接種が拡大するか」注目されている(画像提供:wowkorea)
韓国でも「児童に対する新型コロナワクチン接種が拡大するか」注目されている(画像提供:wowkorea)
海外の防疫当局は次々と5~11歳の新型コロナウイルス感染症ワクチン接種を承認する中、韓国でも児童に対する新型コロナワクチン接種が拡大するか注目されている。今月1日からの「段階的日常回復(ウィズコロナ)」の施行以降、一日の新規感染者が3000人を超えたことで、幼い子どもをもつ親たちの心配は一層高まっている。

カナダ政府は19日(現地時間)、5~11歳の児童に対する新型コロナワクチン接種を承認した。

米国は今月3日から、5~11歳の児童約2800万人を対象にした新型コロナワクチン接種を開始している。

韓国では在韓米軍が、17日から満5~11歳を対象にファイザーワクチンの接種を始めたことを明らかにした。

一方韓国政府は、5~11歳のワクチン接種拡大についてまだ結論を出せずにいる。現在、食品医薬品安全処(庁)が許可したワクチン接種の最小年齢は、満12歳(小学6年生)である。

専門家たちの意見は様々である。「ワクチンが小児と成人の両方を保護するための対策だ」という主張、「小児がん患者や糖尿・免疫ぜい弱者の場合、12歳未満でもワクチン接種を検討すべきだ」という声があがっている。一方「現在使用されている遺伝子基盤ワクチンの場合、5~11歳に積極的に勧告するのは容易ではない」という意見も出ている。

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