「歩道」にパトカー駐車させコーヒーを買いに…警官の行動が物議に＝韓国

警察官がコーヒーを買うため、パトカーを歩道に違法駐車したとの主張が提起され、韓国内で物議を醸している。

　15日、韓国のオンラインコミュニティには「コーヒーを買いに来た警察」というタイトルの文章が投稿された。投稿者は「警察官を見て駐車する方法を学びました」と警察を皮肉る文章と共に、数枚の写真を公開した。

　写真にはコーヒー専門店の前の歩道ブロックにパトカーが止められているのが見える。また、別の写真には、警察官2人がコーヒー専門店の中でコーヒーを注文する姿が写っている。

　韓国の現行法上、公務を遂行する“緊急自動車”は道路交通法違反で過料は科されない。ただし、道路交通法施行令によると、緊急自動車は「犯罪捜査、交通取り締まり、その他の緊急な警察業務遂行に使われる自動車」と限定されている。

　このため、ネットユーザーらは「警察が歩道に車を停車させてコーヒーを買うことは過ちだ」と批判の声を上げている。