ソウル市、5日連続新規感染者1000人前後...病院や市場での集団感染の影響＝韓国

韓国ソウル地域で病院や市場など多重利用施設での集団感染の影響が続いており、新型コロナウイルスの新規感染者数が5日連続1000人前後を維持している。

ソウル市はこの日、新型コロナウイルス新規感染者確数が978人だと明らかにした。前日より27人減少したものの、1週間前より130人増加した。

ソウル市の一日の感染者は今月9日973人、10日1004人、11日949人、12日1005人を記録しており、5日連続1000人台を維持し、拡散が続いている。

新規感染者の感染経路は、病院や市場関連での集団感染の影響が続いている。

江東区にある病院関連の集団感染事例では、新たに38人が追加され累積感染者数は59人に増えた。ソウル市は、今月10日に入院患者の感染が確認された後、537人を対象に診断検査を行い、従事者14人、患者31人、保護者13人の計58人の感染が確認されたと明らかにした。336人は陰性判定を受け、残りの143人は検査結果がまだ出ていない。

ソウル市は、感染者が出た病院の防疫消毒を実施する一方、病院内の階間移動禁止措置を下し、感染者が出た病棟は2日ごとに追跡検査を実施することにした。

13日の検査実施件数は6万1429件で、前日より2万388件減った。

ソウルの累積感染者数は13万1809人となり、このうち隔離治療中の患者は1万3858人である。新型コロナウイルスによる死亡者は7人追加され、累積876人となった。