韓国の新規感染者「1715人」…ウィズコロナ転換後、重症者・死亡者が増加(画像提供:wowkorea)
韓国の新規感染者「1715人」…ウィズコロナ転換後、重症者・死亡者が増加(画像提供:wowkorea)
1日から段階的な日常回復(ウィズコロナ)が始まって以来、新型コロナウイルスによる重症者と死亡者が増加を続けている。政府がウィズコロナ以降は新規感染者の規模よりも重症者と死亡者を中心に防疫体系を管理すると明らかにしたものの、その指標が悪化していることで不安なウィズコロナが続くとみられる。

疾病管理庁のチョン・ウンギョン(鄭銀敬)庁長は8日、国会予算決算特別委員会の政策質疑で、「段階的な日常回復を予定通り進めたとしても、安全に行わなければならない」とし、「1段階を成功的に安着させることが重要だ」と強調した。

9日中央防疫対策本部によると、同日午前0時基準で新型コロナウイルス新規感染者は国内発生1698人、海外流入17人の1715人と集計された。週末の検査数減少による影響で累積感染者は38万3407人となった。

しかし段階的な日常回復以降、死亡者は継続して2けた台を記録し、この日も18人が死亡し累積死亡者は2998人に増加した。

11月1日のウィズコロナ導入後、8日午前0時までに発生した死亡者は計131人で、4次流行が始まった7月の1か月間の累積死亡者77人と比べても2倍近く多い。

特に、ウィズコロナ転換後に防疫当局が最も注視している重症患者は前日比16人増加した425人を記録し、8月27日(427人)以来74日ぶりに最多記録を更新した。関連集計を開始した昨年6月以降、国内最多の重症者規模は8月25日の434人だった。

実行再生産数も先週は1.20を記録し、4次流行時点の7月中旬(1.32)以来最も高い数値を記録した。

新型コロナウイルス予防接種対応推進団は、9日午前0時基準で新たに11万5687人がワクチンを接種し、計4163万8366人に対する1次接種を終えたと明らかにした。1次接種率は81.1%だ。

接種完了者(2次接種者)は16万1647人で、累積3949万6809人、接種完了率76.9%を記録した。
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