英国で他の疾患により病院に行ったが、新型コロナにかかり死亡した人の数が「1万人」を超えた(画像提供:wowkorea)
英国で他の疾患により病院に行ったが、新型コロナにかかり死亡した人の数が「1万人」を超えた(画像提供:wowkorea)
英国で他の疾患により病院に行ったが、新型コロナウイルス感染症にかかり死亡した人の数が「1万人」を超えた。

8日(現地時間)英日刊紙“デイリー・テレグラフ”によると、先のような状況が続く中「英国の医療界の従事者たちのワクチン接種を強制すべきだ」という声があがっている。英国の医療陣は「冬に新型コロナが再び勢いづくのではないか」と心配している。

デイリー・テレグラフは情報公開法を用いて、英国内の2次診療機関たちから確保した資料を根拠に、病院内感染および死亡統計を明らかにした。

これによると、病院で新型コロナにかかったと疑われ検診後に陽性判定を受けた人のうち1万1668人が死亡した。

これは、病院で亡くなった新型コロナの患者8人中1人に相当する。

デイリー・テレグラフは「この統計により、病院が新型コロナの温床になっていて、英国保健当局が病院内のウイルス感染を防ぐために適切な措置をしていないことを表している」と指摘した。

英国議会内の超党派組織“保健福祉委員会”のジェレミー・ハント保守党議員は「衝撃的だ。病院内での新型コロナ感染は、静かに死に至るようにする致命的な武器だ」とし「第一線で新型コロナと戦っている医療界の従事者たちに対する強制ワクチン接種が必要だ」と語った。

また同委員会所属の労働党議員は「自分を死に至らしめる病気にかかることを予想して病院に行く人は誰もいない」と語った。

英国医療界は「病院で新型コロナに感染したり感染したと推定される人は4万229人に達する」と明らかにしている。

一方英国政府は、医療界の従事者たちが来年の春までに義務としてワクチンを接種するようにする新たな方針を、今週中に発表する予定である。

Copyright(C) herald wowkorea.jp 96