韓国経済副首相「10カ国あまりで尿素水の導入協議を進行中」(画像提供:wowkorea)
韓国経済副首相「10カ国あまりで尿素水の導入協議を進行中」(画像提供:wowkorea)
韓国のホン・ナムギ(洪楠基)経済副首相兼企画財政部長官は8日「10カ国あまりで尿素水導入のための協議を進行中である」と明らかにした。

 洪副首相は同日午前、国会予算決算特別委員会の総合政策質疑に出席し、「オーストラリアから尿素水2万ℓを今週導入する以外に、追加的な情報はないか」というオ・ヨンファン「共に民主党」議員の質疑に対して、このように答えた。

 洪副首相は「特定の国の名前を述べるのは難しいが、10カ国あまりでこのような(オーストラリアのような)協議が進行中だ」と明らかにした。政府は尿素水の品薄事態に対応し、7日に第2回対外安全保障戦略経済会議を開き、オーストラリアで今週中に尿素水を軍輸送機を活用して迅速に導入するという対策を発表した。

 また、キム・ブギョム首相は尿素に対する中国の輸出制限措置で、このような品薄状態が予想されたが、政府が後手後手の対応に出たという指摘に対し、頭を下げた。

 キム首相は「深く反省する」とし「初期に積極性を帯びて(対応を)していたら、状況が悪化するのを防げたのではないかという残念さはある」と述べた。

 キム首相はさらに、今回の尿素水品薄自体を機に、戦略物資以外の主要品目に対しても国家全体が管理システムを構築すると明らかにした。キム首相は「戦略物資として管理・備蓄してきたこと以外に、今回のように社会のあちこちで重要な役割を果たしてきた品目を把握し、国家全体で状況を管理するシステムを構築する」と述べた。


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