防疫当局は感染者急増に備え、病床余力を1日5000人の水準から7000人、状況により最大1万人にまで対応できる水準に拡充する方針だ。
中央防疫対策本部によると、同日午前0時基準の新規感染者は2344人と集計された。国内発生の感染者は2323人、海外流入の感染者は20人で、累積感染者は37万5464人だ。
重症者は382人、死亡者は20人で、累積死亡者は2936人(致命率0.78%)だ。
新型コロナウイルス予防接種対応推進団は、5日午前0時基準で新たに6万47人がワクチンを接種し、計4139万8611人に対する1次接種を終えたと明らかにした。1次接種率は80.6%だ。接種完了者(2次接種者)は12万3194人で、累積3909万9285人、76.1%だ。
中央災難安全対策本部のリュ・グンヒョク1総括調整官(保健福祉部第2次官)はこの日、政府セジョン(世宗)庁舎で開かれた対策本部会議で、「非常状況までも念頭に置きながら、医療対応力を先制的に補強する」と明らかにした。
リュ調整官は、「まず1日7000人の感染者が発生しても対応が可能なように、きょう首都圏地域に病床確保の行政命令を発動する」とし、「1日1万人の感染者が発生しても対応できる水準まで病床を拡充していく」と述べた。
ワクチン接種と関連しては、「児童・青少年のワクチン接種も重要な課題」とし、「不正確な情報により接種をためらったり過度な心配をしないよう、措置をとってほしい」と求めた。
また、「最近70代以上の感染者の77.4%がブレイクスルー感染として確認されており、高齢層の追加接種も急がれると判断する」とし、「医療機関への接近が難しい自治体は、地域の状況に合った接種支援対策を準備し積極推進してほしい」と伝えた。
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