韓国アモーレグループの7~9月期の営業利益が15%減、中国などアジア市場の不振で(画像提供:wowkorea)
韓国アモーレグループの7~9月期の営業利益が15%減、中国などアジア市場の不振で(画像提供:wowkorea)
アモーレパシフィックグループが7~9月期、売上高1兆2145億ウォン、営業利益517億ウォンを記録したと発表した。前年同期比で売上高は0.5%増、営業利益は15.3%減となる。

主要なグループ会社であるアモーレパシフィックは、売上高が1.9%増の1兆1089億ウォン、営業利益が10.2%減の503億ウォンとなった。同社による韓国内の事業では、売上高が7.3%増の7215億ウォン、営業利益は63.0%増の587億ウォンを記録。一方で海外事業は売上高が9.2%減の3841億ウォン、営業利益は56.6%減の85億ウォンにとどまった。

韓国市場ではオンライン販売が約30%成長したほか、免税店販売も善戦することで全体の売上高増につながった。成長している販売チャネルを中心に売上高が拡大した一方、実店舗など従来の販売チャネルのコスト効率化で化粧品部門の営業利益が大幅に増加した。

海外では北米市場での健闘が目立った。一方でアジア地域では店舗の効率化と新型コロナウイルス拡大により一部の国・地域の店舗で営業中断や時間短縮措置などを実施し、売上高が減少した。

中国では「ソルファス(雪花秀)」の「ジャウムセン(滋陰生)クリーム」の販売を受け、「ソルファス」全体の売上高が約50%成長する成果を上げた。店舗縮小などにより「イニスフリー(Innisfree)」の売上高は減少し、中国全体の売上高は下落した。

欧州では「ラネージュ(LANEIGE)」や「グタール・パリ(GOUTAL PARIS)」の売り上げ好調を受け、小幅成長を維持した。

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