材料別でみると、負極剤の海外依存度は77.6%に達したほか、電解液は66.3%、分離膜は61.5%、正極材は50%で、すべて50%を超えている。正極材の場合は2019年の47.2%より海外依存度が増加した。
韓国の二次電池中核材料メーカーの世界シェアは正極材が19.5%、負極剤が8.3%、分離膜が19.7%、電解液が12.1%で、すべて20%を下回る。負極剤と分離膜、電解液のシェアは少しずつ拡大しているが、正極材の場合は2018年の20%台に比べ縮小した。
一方、過去3年間における韓国産バッテリーの世界シェアは、2018年の34.7%から2020年には44.1%へと成長し、中国(33.2%)と日本(17.4%)を超える主要産業に成長している。バッテリー市場が次第に拡大するとみられるなか、現在の市場の地位を維持するためには中核材料の国産化が急務と指摘されている。
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