中央防疫対策本部は「きょう(25日)の0時基準での一日の新規感染者は3273人と集計された」と伝えた。
国内での市中感染者は3245人で、海外からの流入事例は28人である。
今回の数値は、その前の日(2434人)よりも839人多く、先週の土曜日(18日)発表の2087人よりも1186人増加している。
韓国では秋夕前から増加していた移動・接触が、実際に感染者急増へと反映されたことで、防疫当局には緊張が走っている。
特に来週からは、秋夕の連休期間における大規模な人口移動の影響が本格的に表れるものとみられ、全国的な大拡散が懸念されている。
韓国政府は「すでに追加の病床を確保したことから、一日3000人台の感染者が発生した場合でも医療の対応には問題がない」と伝えている。
しかし流行を主導している「デルタ変異株」の感染力が既存のウイルスの倍を超え、さらに接種率の高い他国でも「ブレイクスルー(突破)感染」などの影響により感染者が続出していることから、今回の4次流行の勢いがいつ収まりをみせるかを予断するのは困難な状況である。
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