韓国の新規感染者「2434人」…「過去最多」を更新

韓国の新型コロナウイルス新規感染者は24日午前0時基準で2434人を記録し、過去最多を更新した。これまでの最多記録は先月11日の2221人だ。

この日の最多記録は「秋夕（チュソク、中秋節）の余波」によりすでに予想されていたものだ。同日の検査数も普段の平日の10万件台中後半を超え、約25万件に達し、それにより感染者数も増加したとの分析だ。普段の平日の集計値が発表される来週29日（水曜日）にはさらに多くの感染者が発生する見通しだ。27.7%を記録した非首都圏の感染者の割合がどれだけ上昇するかも注目される。キム・ブギョム（金富謙）首相は、「防疫が安定的に管理されなければ、すべての国民が強く期待している段階的な日常回復も遅れることになる」と懸念した。

中央防疫対策本部によると、同日午前0時基準の新規感染者は2434人と集計された。国内発生の感染者は2416人、海外流入の感染者は18人で、累積感染者は29万5132人だ。

重症者は309人、死亡者は7人で、累積死亡者は2434人（致命率0.82%）だ。

新型コロナウイルス予防接種対応推進団は、新たに56万186人がワクチンを接種し、計3713万2188人に対する1次接種を終えたと明らかにした。1次接種率は72.3%だ。接種完了者（2次接種者）は37万5869人で累積2258万2280人、44.0%だ。

同日の国内発生基準の首都圏感染者は1747人で感染者全体の72.3%を占めた。具体的な地域別の感染者現況は、ソウル903人、キョンギ（京畿）道704人、インチョン（仁川）140人だった。このほか、テグ（大邱）128人、クァンジュ（光州）42人、テジョン（大田）71人、カンウォン（江原）43人、チュンブク（忠北）60人、チュンナム（忠南）75人、チョンブク（全北）62人、キョンブク（慶北）45人など、全国で感染者が発生した。