デリバリーのタコスからカッターナイフの刃…企業の回答は?=韓国(画像提供:wowkorea)
デリバリーのタコスからカッターナイフの刃…企業の回答は?=韓国(画像提供:wowkorea)
注文したデリバリー料理の中からカッターナイフの刃が出てきたという主張が提起され、ネットユーザーの注目が集まっている。

 20日、韓国のオンラインコミュニティには「デリバリー料理からカッターナイフが出てきました」というタイトルの文が登場した。

 前日、出前アプリでタコスを注文したというAさんは、「食べ物を受け取り、タコスを食べ始め、一口噛んだところ、硬い歯ざわりで見たら、カッターナイフの刃のかけらが3枚も入っていた」と主張した。

 Aさんは「すぐに吐き出したため、口蓋が少し切れて少し血が出たが、もし飲み込んでいたらぞっとする」とし「今この文を書くのにも手が震えている」と訴えた。

 Aさんはその後、関連内容を出前アプリの顧客センターに伝え、企業は該当の食べ物を回収した。その後、本社のホームページに「本社では責任を持って該当の料理がどのように調理され、文具用カッターナイフが料理に入ったのか、徹底的に調査してほしい、本当にミスなのか」という内容の抗議文を掲載し、担当者から連絡を受けた。

 本社側の担当者はAさんに「刃が食べ物に入るミスは、いかなる説明をしても十分な理解と説得にならず、失望と不信と刻印されるのではないかと申し訳なく思う」とし「該当店舗の職員とマネージャーに強力な措置を通じて、二度と不祥事が発生しないようにする」と述べた。

 料理の中の刃については「店舗でタオルを使っていたが、カッターナイフで切った時に折れてどこかに飛び出していったが見つからず、その刃が食べ物に含まれていたため配達された」と釈明したという。Aさんが病院の救急室で治療を受けた後、診療内容を伝えたところ、担当者は繰り返し謝罪した後、治療費を振り込み、秋夕(チュソク、中秋節)連休後、再度連絡することを約束した。

 しかし、病院に行ってきた後も頭痛と嘔吐の症状を経験したAさんは担当者に「ビニールのような異物でもなくカッターナイフの刃が数枚出てきたのに、そのままやり過ごせなさそうだ」とし、「キッチンでカッティング作業を進めることが、本社の衛生マニュアル上問題がないか、キッチン内の監視カメラ(CCTV)を確認し、正確な流入経路を把握して保険受付をしてほしい」と要請した。

 これに対して企業は「当該店舗は共有キッチンの内部に入店した小さな店舗なので、自主的にCCTV設置はされていない」とし「共有キッチン全体にCCTVが設置されているか確認する」と約束した。

 ネットユーザーらは「(刃のかけら)ひとつはミスだとしても、割れた刃のかけらが3枚も入るのは話にならない」、「誰が見てもわざと入れたもの」、「料理を作る人として、あれはちょっと違うと思う」などと理解できないという反応だ。ただし、企業と本社側の謝罪と措置が連休期間中にも適切に行われたとし、事実関係を問わなければならないという意見もあった。

 なお、Aさんが最初にオンライン上に公開した文は現在、削除された状態だ。

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