新しい社会的距離確保…食堂やカフェの営業は午後10時まで、秋夕期間は最大8人まで集まりが可能=韓国(画像提供:wowkorea)
新しい社会的距離確保…食堂やカフェの営業は午後10時まで、秋夕期間は最大8人まで集まりが可能=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国では、新型コロナウイルス感染症の4次大流行が続いており、現行の‘社会的距離確保’(首都圏4段階、非首都圏3段階)が10月3日まで4週間延長施行される。

ただし、秋夕(チュソク、中秋節)の前まで全国民の70%に対する1次予防接種が完了することで、一部の防疫措置は緩和される。6日からは首都圏など、4段階地域の食堂やカフェの売場営業終了時間は午後9時から10時に1時間延長される。食堂やカフェ、家では接種完了者を含め、最大6人まで集まりが可能になる。

政府が3日発表した距離確保段階別措置によると、4段階地域では友人や知人などと4人まで集まることができ、午後6時以降は人数が2人に制限される。

それでも同居する家族や児童、高齢者、障がい者など、ケアが必要な場合や臨終を迎える場合は例外的に人数制限なく集まることができる。これは3段階でも同じだ。

こうした私的な集まりの基本原則は維持されるものの、今後4週間は‘接種インセンティブ’があることが特徴だ。

首都圏など4段階地域の食堂やカフェ、家では午後6時以降も接種完了者4人を含めて最大6人まで私的な集まりが可能となる。

1次接種者や未接種者は、従来どおり午後6時以前には4人、午後6時以降は2人までしか会うことができない。接種完了者が含まれている場合、最大6人まで会うことができる。

ただし、秋夕の連休前後の1週間(9月17日~23日)は、家での家族の集まりに限って、時間帯の制限なく最大8人の集まりが認められる。これもまた、接種完了者を追加する方式で、1次接種者や未接種者だけでは5人以上の会合は不可能だ。

一方、3段階地域では原則的に私的な集まりは4人まで可能となる。予防接種完了者を集まりの人員に1~4人追加する場合は、8人まで私的な集まりが認められる。

食堂やカフェの場合、売場の営業は午後10時まで可能で、それ以降は持ち帰りと配達だけが認められる。

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