ムーディーズは「これまで韓国経済の回復を支えてきた多くが輸出に端を発している。工業製品、とくに電子製品に関しては世界的に需要が高まっており、韓国に利益をもたらしている」と説明した。
さらに「製造業における供給網のボトルネックを受け、4~6月期の成長率(0.7%)は1~3月期(1.7%)に比べ鈍化したが、GDPの季節調整値は既に新型コロナウイルス前のピークを越えた」と加えた。
ムーディーズは来年の韓国経済の成長率予測値も、3.0%から3.2%と高めに予測した。しかしワクチン接種の進み具合により、経済回復の速度が異なる可能性があるとも付け加えている。
ムーディーズの予測値は、韓国銀行が金融通貨委員会後に発表した経済展望報告書での予測値に近い。韓国銀行は今年、韓国の経済成長率が4.0%、来年は3.0%程度になると展望していた。
一方、政府は今年の経済成長率目標として4.2%を掲げている。
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