昨年のワイン輸入量は5400万リットルだった。750ミリリットル瓶なら約7300万本に当たる。
関税庁は「新型コロナウイルス下で『家飲み』が定着し、気軽にアルコールを楽しめるワインの需要が増えたようだ」と分析した。
一方、昨年のビールの輸入額は2億2700万ドルで前年比19.2%減少した。関税庁は「日本製の輸入が減った半面、国産のクラフトビールが人気を集めた」と説明した。日本製は18年に輸入額1位だったが、今年1~7月は10位にまで後退した。1位はオランダで、2位は中国。
昨年の酒類全体の輸入額は11億ドルと、前年から8.2%伸びて過去最高を更新した。新型コロナの影響で会食などの集まりが減る中、ワインがけん引役となった。ワイン(3億3000万ドル)とビール(2億2700万ドル)に続き、洋酒(ウイスキーとブランデー、1億4000万ドル)の輸入が多かった。
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