国防部(防衛省に相当)普通軍事裁判所は25日午前9時30分、この事件の「2次加害者」であるノ准尉に対する公判を審理として開く。被告人の出席義務がない今月6日の初公判にはノ准尉は出席しなかったが、審理の場合は出席義務があるため、きょうは法廷にノ准尉が出席するものと予想される。
ノ准尉はイ中士が空軍第20戦闘飛行団に勤務していたことし3月、イ中士からセクハラ被害の事実を報告されたにもかかわらず、これを隠ぺい・撫摩(むま)(特定犯罪加重処罰などに関する法律上の報復脅迫・面談強要罪)し、昨年7月には本人が直接イ中士をセクハラ(軍人など強制わいせつ罪)したなどの容疑で、6月30日に国防部検察団により拘束起訴された。
軍事裁判所はこれに先立ち、今月6日にノ准尉に対する初公判で公判準備期日を開いた。初公判で弁護人が公訴事実を全面否認しただけに、軍検事と弁護人の間で激しい法廷攻防が予想される。
また、初公判でノ准尉側が保釈申請を予告しただけに、これに伴う軍事裁判所の判断も注目される。ノ准尉側の弁護人は前回の裁判でノ准尉に対する拘束が不当だとし、保釈を申請する計画だと明らかにした。
今回の裁判では、証拠関係に対する双方の意見を明らかにし、裁判に必要な証人らを決定する見通しだ。
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