全国で今年一番の暑さ…すでに猛暑の死亡者1人発生=韓国(画像提供:wowkorea)
全国で今年一番の暑さ…すでに猛暑の死亡者1人発生=韓国(画像提供:wowkorea)
二日目の熱帯夜となったソウルをはじめ、韓国ではこの日も日中の最高気温が今年の最高値を更新し、炎天下となった。猛暑が予想され、対策が必要だという指摘が出ている。

14日、韓国気象庁によると、連日猛暑特報が発効されている中、ソウルの日中の最高気温はこの日33.5度まで上がり今年で最も暑かった。

体感温度は34度を上回った。湿度が高く、体感温度はさらに上昇し、都心を中心にこの日も熱帯夜の現象が続くものと予想される。今年に入って最も高い最高気温を記録したのはソウルをはじめ、大邱が35.1度で最も高く、水原(33.5度)、東豆川(33.0度)、春川(34.5度)、鉄原(33.2度)、円周(33.8度)、忠州(34.1度)、安東(34.4度)、常駐(34.1度)、金海(33.0度)なども33度を上回り、年間最高を記録した。

日中に蓄積された熱気が残っている状態で、夜も南から暖かく湿った空気が流入し熱帯夜もしばらく続く見込みだ。この日の夜の間に最低気温がソウル26.1度を記録し、昨日に続いて二日連続で熱帯夜となった。ソウル、大田、清州などの都心地域と西海岸と南海岸、済州島を中心に発生した。熱帯夜は夜の間(午後6時01分〜翌日午前9時)の最低気温25度以上が維持されることを指す。

日中の気温が32度を上回る猛暑は16日までに続く見込みだが、週末17日からは全国的に天気が崩れ、19日には雨が降る地域が多い予報である。この期間の朝の気温は22~26度、日中の気温は29~35度が予想される。

しかし、来週20日からより強力な歴代級猛暑が予告され、先制的な対策が必要だという指摘が出ている。チェ・ジュンシク国民の力議員が疾病管理庁資料を調査した結果によると、最近5年6か月間で猛暑による死亡者は97人で、2016年17人、2017年11人、2018年48人、2019年11人、2020年9人を記録した。チェ議員は「行政安全部と各自治体は高齢者、独居老人などへの集中的な支援策を早急に用意しなければならない」と述べた。
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