「やつれた」と報じられた北朝鮮・金正恩氏、腕時計のベルトにも「変化」が

「敬愛する総秘書同志の痩せた姿を見て、胸が痛かった」「すべての人が（その姿を見て）涙が流れると言っている」

　北朝鮮の住民が最近、キム・ジョンウン（金正恩）労働党総書記の痩せた姿を見て、朝鮮中央TVのインタビューで語った言葉である。

　北朝鮮の国営メディアが住民の言葉を引用し、金正恩氏の体重減量を公開したものだ。北朝鮮で最高指導者の健康状態を言及するのは地位問わず“禁止事項”であるが、異例的に彼の身体変化を公式化したことになる。

　金正恩氏は去る4日、労働党政治局会議を主催し、約1か月ぶりに“やつれた”姿で登場して注目を浴びた。画像は昨年11月、今年3月と6月の腕時計を比較したもので、ベルトの位置に変化があることが確認できる。