「子どもたちが60日間も保育園で虐待」…教師と園長に厳罰を求める国民請願が掲載される=韓国(画像提供:wowkorea)
「子どもたちが60日間も保育園で虐待」…教師と園長に厳罰を求める国民請願が掲載される=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国のキョンサンプクド(慶尚北道)ヨンジュ(栄州)市の某保育園で、児童虐待事件が起こったとして、加害教師と院長に厳罰を求める国民請願が提出された。

28日、大統領府の国民請願掲示板には、‘慶尚北道栄州市にある某保育園で起きた児童虐待事件の主犯である加害教師と当該保育園の園長に対する厳罰を求めます’というタイトルの請願が載せられた。

まず、当該保育園の虐待事件を直接通報した被害児童の保護者だと明らかにした請願人は「クラスの子ども11人のうち、ほとんどの子どもが物理的な虐待を受けた」とし「これを見ていた子どもたちは皆、情緒的な虐待を受けた」と明らかにした。

請願人は虐待を受け、異常行動と後遺症が見られた各児童の状態を説明した。△先生が頭を殴ると言い、子どもが自分の頭を殴る真似をする、△先生がさせたと言い、家での食事ではすべての食べ物を1つの食器に入れ、混ぜてから食べ始める、△先生は勉強ができない子どもたちをわざと強く押して倒すなど、具体的に示していた。

その後確認した監視カメラの映像により、60日間の虐待の様子を捉えたと請願人は伝えた。請願人は「映像を確認したところ、加害教師は食事の時間に子どもの頭を拳で強く殴ったり、お尻を叩いたり、強制的に食べ物を食べさせたりするなど、虐待の証拠を発見した」と明らかにしている。

請願人は「保育園の園長は『60日間に確認された虐待は計4件』と言ったが、60日間で実際に登園した約30日において、毎日虐待の場面が発見された」とし「『訴える』と保護者たちが言うと、園長は「『(加害教師は)薬を飲んで神経過敏になっている』『行事が多い月なので』『他の教師とのトラブルがあり、ストレスをたくさん受けたから』などの擁護発言をした」と述べた。それでも院長は続けて「知らなかった」という言葉で逃げようとすると請願人は付け加えた。

請願人は「結局、子どもは週末と休日行事の日を除き、毎日虐待を受けたことになる」とし「当該保育園の加害教師と管理・監督を疎かにしていた園長に対する厳重な処罰、並びに保育教師の資格取得および教師採用の際の厳格な資格要件を確認しなければならない」と強調した。

さらに請願人は「公認人性検査を行い、児童虐待事件が発生した保育園においては加害教師だけでなく、全教師と園長に対しても積極的な調査が必要だ」とし「児童虐待教師は必ず、その資格が剥奪されなければならない」と付け加えた。

一方、園児を虐待した40代の保育士は、児童虐待犯罪の処罰などに関する特例法違反などの容疑で在宅起訴された。当該保育園の園長については追加調査を行っている。

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